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床暖房が必要ない家の秘密
2026年02月04日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
先日、お引渡しさせて頂いた施主様から
「家が本当に暖かい。1月でも朝起きた時の
部屋の温度が21℃もある」という嬉しいお話を
いただきました。高気密高断熱の家は、
一度温めると熱が逃げないので暖かいのです。
値段の高い魔法瓶と安価な魔法瓶を比べるような
感じで本当に床暖房が必要がない家になるのです。
そこで今日は、
【床暖房が必要ない家の秘密】
について書きたいと思います。
家づくりの打ち合わせをしていると、
「床暖房を採用したい」という要望をたまに
頂きます。結論から言うと
“家の性能(断熱・気密)”が
しっかりしていれば床暖房は必要がないです。
では、なぜ床暖房が必要になる家が多いのか、
なぜ床暖房がなくても足元が寒くならないのか
について書いていきたいと思います。
●なぜ床暖房が当たり前になったのか
そもそも床暖房は、
「冬、床が冷たくて寒い」
「エアコンだけでは足元が冷える」
という問題を解決するために普及しました。
つまり、床暖房は“快適にする設備”というより
“寒さを補う設備”なんです。断熱性能が低く、
気密が取れてない家では、暖かい空気は天井に
逃げ、冷たい空気が床に溜まります。だから床を
直接温める必要が出てきたわけです。
なので床暖房は足元が冷えるという根本的な
原因を解決しているとは言いにくいです。
●床暖房が必要・必用じゃない家の決定的な違い
床暖房が必要かどうかは、間取りや好みではなく
「家そのものの性能」でほぼ決まります。
ポイントは、
・断熱性能(断熱材の厚み、窓の断熱性能)
・気密性能
この2つです。
特に重要なのは窓の断熱性能。窓は冬の暖房時の
熱が58%流失し、夏は73%熱が入ってきます。
また、特に冬は窓の性能が低いとせっかく
温まった空気が窓に触れることで冷やされて
その結果、足元に冷たい空気が流れてくる
コールドドラフト現象を引き起こし足元が冷えて
しまうんです。そして、気密性能が悪いと
あちこちから、特にコンセントなどから外気が
入り足元がスースーして冷えていくんですね。
●床暖房がなくても足元が寒くならない仕組み
高気密高断熱の家では、室内の空気が均一に近い
温度になります。天井だけ暖かくて床が冷たい、
という温度差がほとんど出ません。気密性能を
上げてすきま風を無くし、窓の性能を上げて
(出来れば樹脂トリプルサッシがおススメ)
コールドドラフト現象を防ぎ、断熱材の厚みを
増すことで冷暖房の効きを良くする。
こうした設計をするとエアコン1~2台でも
足元まで自然に暖かい空間がつくれます。
「床暖房がない=寒い」ではなく、
「床暖房がいらないほど家が暖かい」仕組みが
つくれるわけです。さらに床材に無垢の
フローリング材、特に蓄熱効果の高い針葉樹を
貼ってやるとさらに効果は高くなります。
●床暖房を入れないことで得られるメリット
・初期費用が下がる
・故障やメンテナンスの心配が減る
・将来の交換費用が不要
・光熱費が減る
というものがあげられます。床暖房は壊れると
補修するのに床を全部めくる必要があるので
大変になります。特に、全室床暖房したりする
とたいていは修理をもうせず使わず放置という
ケースも少なくありません。そして、10~15年に
一回壊れる給湯器も床暖房対応の物は費用が高く
設備に頼った暖かさより性能に頼った暖かさの
方が安心して生活ができるように思いますね。
長い目でメンテナンスしていくことも
考えたいものです。
【結論】家の断熱と気密性能を上げることで
足元の寒くない家ができます。築年数の経ってる
家や中古物件に関しては、窓の断熱リフォームを
することで、コールドドラフト現象を防ぎ足元が
寒くない家にすることができます。設備で
ごまかすのではなく根本的な原因を
解決することを考えましょう!!
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【長期優良住宅のメリット】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



