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家の形で建築費用を安く抑える方法
2024年04月03日
こんにちは、京都の長岡京市で自然素材と高気密高断熱の家を建てている能見工務店の能見です。
よろしくお願いします。
情報過多の中、様々な情報が溢れかえっています。
発信される情報というのは、なにかしら配信者の思惑が入って発信されます。

今日は、
【家の形で建築費用を安く抑える方法】
を3つ紹介したいと思います。
一般的に建築費用を安く抑えようとすると床面積を小さくするということ考えられると思います。
では、同じ床面積だったら家は同じ値段になるのでしょうか?
結論は“NO”です。
家の値段を坪単価で比較される方が大多数だと思いますが、坪単価では比較できないという話は次回させて頂きます。
なぜ同じ床面積で同じ大きさなのに同じ値段にならないのでしょうか。

その1:真四角の家
わかりやすく総二階の家で説明していきます。
(※総二階:1階と2階の面積が同じ建物のこと)
建物は同じ大きさの設定なので床面積を100㎡、高さも同じ6mとします。
Aの建物は間口10m×奥行10m
Bの建物は間口2m×奥行50m
とします。
少しBの大きさは極端ですがこの外壁面積をそれぞれ出していくと
Aは
間口10m×高さ6m×2面と
奥行10m×高さ6m×2面で
合計240㎡
に対して
Bは
間口2m×高さ6m×2面+50m×高さ6m×2面で
合計が624㎡
になります。
その差384㎡。
もう一例として床面積が120㎡も計算すると
Aの建物は間口10m×奥行12m
Bの建物は間口8m×奥行15m
Cの建物は間口6m×奥行20m
とします。
結果は、A264㎡、B276㎡、C312㎡。
この結果から何が分かるかというと家は細長くなるほど高くなるということです。
外壁の面積がこのように変わるということは
サイディング、左官、ペンキ仕上げの施工面積や断熱材や内装仕上げの
施工面積すべてが変わってくるということです。
その2:凸凹の少ない家
凸凹の少ない家はなぜ安くなるのかというと皆様、二つの絵を書いてみて下さい。
一つは四角(正方形でも長方形でもOK)でもう一つは、四角の角を欠けさせた物。

木造の家は角に必ず柱を建てる必要があります。
四角の家は角が4つなので4本の柱が必要なのに対して、角の欠けた方は6本必要になります。
赤丸の付いている入り隅の部分も角になるので柱が必要になるからです。
サイディングなどもこの様な入り隅があると余分な部材が必要になってくるということです。
その3:1階の壁と2階の壁の位置を揃える
1階と2階の壁の位置がすれているということは2階の荷重を支える梁の下に柱が建たないということになります。
下に柱が建たないとその分大きい梁を入れる必要が出てきます。
また、この様な場合は壁のバランスが悪く直下率が良くないので、
耐力壁や取り付ける金物の量が通常より多く必要になってきます。
(※直下率:1階と2階で繋がっている柱や壁の割合)
【結論】
家を建てる費用を安くしたいなら
・真四角で総二階の家!!
・凸凹の少ない家!!
・1階と2階の壁のバランスのいい家!!
真四角で総二階の家にすることで予算は下げられますが、簡素なデザインになってしまうので
玄関の下屋根を出すことで総2階との対比が生まれてバランスを整えることが出来ます。
小さな下屋であればコストへの影響も少ないので心配いらないと思います。
凸凹が少なく1階と2階の壁のバランスが良くなると耐震性能も良くなるのでお勧めです。
しかしながら中々真四角の家を建てられる環境や土地の形状がないのも事実です。
一番は、生活を重視した間取りですがこの知識を持っていて損はないと思います。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんにアドバイスをもらいながら進めて後悔しない家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。

次回は
【価格を坪単価で比較できない理由】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。
今年も残り271日。頑張っていきましょう。
YouTubeでも様々な情報を配信もしていますのでそちらも機会があればご覧ください。