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自然素材の選び方と活用法
2026年02月25日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
今日は、
【自然素材の選び方と活用法】
について書きたいと思います。
自然素材と聞くと、
「なんとなく体に良さそう」
「雰囲気が良さそう」
というイメージを持たれる方が多いと思います。
でも“雰囲気”だけで選ぶと後悔することも。
しっかり自然素材の性質や特性を理解してから
選ぶことをお勧めします。
●無垢材フローリングの魅力と現実
無垢材は自然素材の代表です。
・足触りが柔らかい
・冬でもヒヤッとしにくい
・経年変化を楽しめる
特に杉やヒノキなどの針葉樹は蓄熱性があり、
床暖房がなくても足元が冷えにくくなります。
ただし、傷はつきますし反りますし動きます。
これを理解せずに選ぶと「思っていたのと違う」
となります。でも無垢材は削ったり補修できます。
凹みもお湯で膨らませることができます。
なので張り替えなくても長く使えます。
無垢のフローリングは劣化ではなく“経年変化”。
これが最大の魅力です。但し、注意が必要なのは
塗料の塗ってある無垢材は、補修が難しくなり
経年変化というよりは劣化が目立つことです。
できるだけ、無垢材は無塗装で使いましょう。
●珪藻土とビニールクロスの違い
今の新築住宅は、ほぼビニールクロス仕上げです。
クロスは施工しやすくコストも抑えられ、工期も
短く引き渡しがしやすいというメリットが
あります。しかし、
・湿気は調整しない
・静電気でホコリが付きやすい
・10〜15年で張替え前提
という側面もあります。一方、珪藻土は
・湿度を緩やかに整える
・消臭効果が期待できる
・塗り直しで再生できる
という特徴があります。ただ、割れたり欠けたり
することもあるため
・引き渡し時のクレームに繋がる
・施工には技術が必要
などの理由でほとんどの住宅でクロスが使用され
ているんです。ここでよく考えてください。
クロスを使うメリットは誰にとってもメリットで
しょうか?扱いにくい材料ではありますが業者に
とってのメリットが大きいためクロスが選ばれて
いる現状があるんです。確かに種類が多かったり
おしゃれなものもあってクロスを選ばれる方も
多いですが、珪藻土を塗った室内空間は
ビックリするくらい心地よくなるんです。
一度、検討はしてみてもいいと思います。
●自然素材の断熱材
セルロースファイバーや羊毛などの自然素材
断熱材もあります。断熱性、調湿性、防音性に
優れています。特にセルロースファイバーは
新聞紙を再利用した素材で、環境負荷を抑え
ながら高い性能を発揮します。ただしここでも
重要なのは“施工”。どんな素材でも施工精度が
低ければ意味がありません。自然素材=高性能では
なく自然素材×施工技術で初めて性能が出ます。
●健康という視点
高気密高断熱の家では、室内の空気環境が非常に
重要になります。気密が高いということは、
外気の影響を受けにくい反面、内装材の影響を
受けやすいということ。湿度が40〜60%に
保たれるとウイルスの活動は抑えられると
言われています。また、暖かい家で育つと血流が
良くなり風邪をひかない体になります。
「なんとなく体に良さそう」ではなく、
理屈としても意味があるんですね。
【結論】自然素材は特性を理解して使え!!
素材に頼るのではなく素材を生かせる家を。
性能が低い家に自然素材を使ってもあまり
快適にはなりません。高気密高断熱という土台が
あってこそ、自然素材の力が活きます。私たちが
自然素材を使うのは流行りだからではありません。
長く住み続けられる家をつくるためです。
自然素材は“足し算”ではなく“掛け算”。家全体の
性能と組み合わせてこそ本当の価値が生まれます。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【三種換気は寒い?】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



