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一種換気と三種換気どちらを選ぶべき?!
2026年10月21日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
家づくりのご要望を聞いているとあれもしたい
これもしたいと皆様の希望が本当に沢山あります。
そんな中、一種換気にしようか三種換気に
しようか悩まれるお客様が良くいらっしゃるので
今日は、
【一種換気と三種換気どちらを選ぶべき?!】
について書きたいと思います。
そもそも一種換気と三種換気は何が違うのかと
いうと一種換気は給気も排気も機械で行う換気方法
です。熱交換型の一種換気であれば室内から出て
いく空気の熱を利用して、外から入ってくる空気の
温度を室温に近づけることができるんです。例えば
冬であれば、室内は暖房で暖かくしていますよね。
でも、換気をすると室内の暖かい空気が外に出て
代わりに冷たい空気が入ってきます。せっかく
暖房で暖めた空気をそのまま外に捨ててしまう
のは、もったいないということで、室内から排気
する暖かい空気の熱を熱交換器で回収して、
外から入ってくる冷たい空気に熱を移してから
室内に取り込むという仕組みなんです。
夏場も同じように、室内の冷房で冷やした空気の
熱を利用して、外から入ってくる暑い空気との
温度差を小さくすることができます。
ただし、一種換気でも熱交換機能がない機種も
あるので、そこは注意が必要です。
三種換気は給気は自然に行い、排気だけを機械で
行う換気方法です。例えば、トイレなどに換気扇が
付いていますよね。あの換気扇で室内の空気を外に
排出すると、その分、外の空気が給気口から入って
くるという仕組みです。一種換気のように熱交換を
しないので、冬であれば冷たい外気がそのまま
室内に入ってきます。そのため、給気口の位置に
よっては寒さを感じることがあります。給気口の
位置はまた過去のブログに2025年1月29日の
記事を読んでください。
要は一種換気は給気も排気も機械で行い熱交換型
なら室内の熱を再利用できる。三種換気は排気
だけを機械で行い、外の空気は給気口から自然に
取り込むという違いです。
こう聞くと、一種換気のほうがいいように思い
ませんか。では、家を建てるときには一種換気を
選ぶべきなのでしょうか?
一種換気はいいと思いますが、家づくりには
優先順位があると思っているんです。だって
家づくりには予算があります。いくらでもお金を
かけられるのであれば、いろんな設備を採用する
こともできるでしょうが現実的ではないですよね。
私は、まず断熱性能をしっかり確保することが大切
だと思っています。だって、一種換気で熱効率が
良くなっても断熱性能が低くて家から逃げる熱の
量が多いと何の意味もないからです。だからまず
家の断熱材の種類や厚みと窓にお金をかけて、
家そのものの断熱性能を高めることを優先して
下さい。断熱等級6以上を目標にしてUA値でいうと
0.36~0.38あたりまでの性能を確保すること。
もちろん、断熱等級6をクリアすればそれでいい
というわけではなく、窓の配置や日射の取り入れ方、
気密性能なども大切です。ただ、まずは家の基本
性能をしっかり確保することが最重要だという
ことです。断熱等級6以上を目指し、
UA値0.36~0.38あたりまでの性能を確保できた
うえで、まだ費用をかけられそうなら一種換気を
採用したらいいと思います。家づくりは何か一つ
の性能を上げればいいというものではありません。
断熱、気密、換気、窓、冷暖房など、いろいろな
要素が関係してきます。それぞれのメリットと
デメリットを理解したうえで、限られた予算を
どこに配分するのか。
そこを考えることが大切だと思います。
【結論】まずは断熱性能を上げろ!!UA値を
しっかり下げてから、初めて一種換気を検討しても
遅くない。家にかける費用の優先順位を決めよう。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【土地の値段交渉方法】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



