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太陽光発電と蓄電池

2024年05月15日

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こんにちは、京都の長岡京市で

自然素材×高気密高断熱の家を建てている

能見工務店の能見です。よろしくお願いします。





 
情報過多の中、様々な情報が溢れかえって

います。発信される情報というのは、

なにかしら配信者の思惑が入って発信されます。





 
いつも行っていた長岡京市の“割烹やまなか”が

5月末で閉店するらしく残念でなりませんが

どこも後継者問題は大変ですね。

寿司と言えば魚ですが、

実はブリ、アジ、サバ、サンマは赤身で

サケは白身って知っていましたか?

サケは白身なのに餌のエビのせいで色が

オレンジ色になるのだとか。美味しいはずです。

しかし、思い込みって恐ろしいですよね。

 


さてさて今日は、

【太陽光発電と蓄電池】

について書きたいと思います。




 
太陽光発電と言うと皆さんの一番の関心は

付けると得なのか損なのか。元が取れるのか

ということではないでしょうか。

この話は最後に置いておいて、

まずは一般的に言われている太陽光パネルと

蓄電池のメリットとデメリットから客観的に

職人目線で見ていきたいと思います。





太陽光パネルのメリットは

・電気代を節約できる

・売電収入が得られる

・環境に優しい

などがあり、デメリットは

・初期費用がかかる

・メンテナンス費用がかかる

・屋根が重たくなり構造的に不利になる

ということが挙げられます。蓄電池のメリットは

・災害時に活躍

・昼に使いきれなくても夜に使える

などがあり、デメリットには

・設置場所が必要

・費用が高い

などがあります。





 
電気代を節約と売電収入が得られるというのは

皆さんが知っての通りです。今年取り付けると

1KW辺り16円、来年から少し値下がりして

15円を10年買い取って貰えます。11年目からは

売電価格は半額の8円になっていくようです。

発電した電気は電気会社が買い取ってくれている

ように見えますが、本当は皆さんの電気料金から

「再エネ促進賦課金」として徴収されています。

この再エネ賦課金は昨年まで1.4/kwでしたが

この4月から3.49/kwに値上げらしいです。

何とも微妙な感じです。そして、再エネは環境に

優しいという話ですが確かに発電だけを見ると

クリーンなエネルギーに見えますが、

実際はパネルをつくるのに二酸化炭素を沢山出し

ていたり廃棄が問題になっていたりします。

現在はほとんどが粉砕機にかけて埋め立てされて

いるみたいですが、徐々にリサイクルやリユース

できる技術も確立されてきているようです。

銀が取れるようなのでしっかりリサイクルできる

ようになることを願うばかりです。また、産業用の

太陽光を付ける場所が社会問題になっていますが、

森林を伐採してまで付けるのは環境に優しいとは

言えないですよね。耕作放棄地や空き地を

利用して発電する分には有効的だと思います。





 
初期費用とメンテナンスがかかるという部分は、

最後に少し試算してみたいと思います。

パネルを屋根に乗せると屋根が重たくなるので

勿論地震に不利になってきますが、

許容応力度計算できちんと構造計算をすることで

何とかできます。但し、家のことを想うと

屋根は軽い方が良いのは言うまでもありません。





 
実は、あまり知られていないのですが

災害時に太陽光発電を屋根に載せていても

コンセントや電気、冷蔵庫は使えないのです。

非常用のコンセントが一つ使えるだけで、しかも

携帯電話の充電をする程度でしかありません。

だから、災害時を想定したい方は、

蓄電池が必須になってきます。蓄電池があれば、

昼間に使いきれない電気を貯めておいたり、

夜の電気代が安い間に電気を貯めて昼の電気代が

高い時に使うというようなこともできます。

また、災害時にはコンセントや冷蔵庫を使用する

こともできます。但し、エアコンの室外機2台分

ほどの大きさがあるので設置場所の確保が必要に

なってきます。また、まだまだ普及が少ない

こともあり設置費用が200-300万円程かかる

ので、元を取ろうとか費用対効果を求める方は

もう少し様子を見ることをお勧めします。





 
最後に、設置してどのくらいで元が取れるのか

という話ですが、例えば5KWの太陽光パネルを

載せると年間約6400KWH発電します。

発電した電気は全て売電するという想定で

設置費用が過去の弊社のデータをもとに

135万円で計算させて頂きます。

10年間まで6400KWH×16/KW102,400/

11年目から6400KWH×8/KW51,200/

で計算すると約16年で元が取れそうです。

売電は16円、家消費分は32円程で購入するので、

実際はもう少し年数は短くなります。





 
しかし、冷静に考えると売る電気は16円で購入

する電気は32円~35円って変な話しですよね。

安く売って高く買うのではなく、出来れば

発電した電気は全部自分で使う方が得なんです。

しかし、太陽光パネルのみ設置した場合、

発電した電気は昼間にしか使えません。

ただ昼間に家に誰もいない場合でも上記の

全てを売電した場合の想定の計算のように

元は取れるので心配はないかと思います。

蓄電池は、ここでは計算しませんがまだまだ

費用が高いので元は取れませんが、将来取付け

できるように配線はしておくことをお薦めします。





  
結論:昼に在宅時間が長い人は太陽光がお得!!

実は、太陽光を付けてもコンセント一つ使える

程度なので、災害時用としては蓄電池が必須!!

太陽光発電は元取れるが蓄電池は元取れない事

理解した上で取付けを考えよう!!





 
 
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに

アドバイスをもらいながら進めて

後悔しない家づくりを実現して下さい。

この情報が皆様の役に立てば幸いです。





 
次回は

【建築中の雨】

について書きたいと思います。





 
長い文章を最後まで読んで頂き

ありがとうございました。

今年も残り229日。頑張っていきましょう。





  
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そちらも機会があればご覧ください。





  
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    能見太郎