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持ち家と賃貸どっちがいい?
2025年12月03日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱で高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
今日は、
【持ち家と賃貸どっちがいい?】
について書きたいと思います。
YouTubeなどでは「家を買うのはやめておけ」
的な情報もありますが、それぞれの立場で発信
されているな、と思います。私は家を建てる立場
から書きますので、結論から言うと…
【持ち家がいい】 です。
前回のブログでも書きましたが、住宅ローンを
使って時間を買い、若いうちに家を建てる方が
圧倒的に得だと思っています。
その理由を整理していきます。
●若いうちに建てた方がいい理由
・返済期間を長くして月々の返済額を減らせる
・物価上昇とともに老後には資産価値が上がる
●持ち家のメリットデメリット
<メリット>
・返済が終われば住居費はほぼゼロ
・売る・貸すという選択肢がある(資産になる)
・性能を高めれば光熱費が抑えられる
・好きにリフォームできる
<デメリット>
・固定資産税、維持費はかかる
・買う場所を間違えると資産価値が下がる
ただしここで重要なのは、家そのものが古くなって
価値が下がっても、土地は残るということ。
特に、駅まで徒歩15分以内の土地であれば、
買う時は高くても、売るときも高く売れます。
これは確実に大きなメリットです。
●賃貸のメリットデメリット
<メリット>
・気軽に引っ越しできる
・修繕費は大家さん持ち
<デメリット>
・家賃を払っても何も残らない
・高齢になるほど借りにくくなる
・更新拒否される可能性がある
・断熱性能が低く、光熱費や健康負担が大きい
・年を取ってから入れる賃貸は古いアパートが多い
●意外に知らない賃貸の落とし穴
・高齢になるほど借りにくくなる
・更新拒否される可能性がある
特に70歳を過ぎて単身で新築の賃貸に入るのは
相当難易度が高くなります。「連帯保証人が
立てられない」「収入が不安定」この理由で
断られるケースは非常に多いです。
●意外に知らない持ち家のメリット
最近でこそ高性能な賃貸住宅も出てきましたが、
持ち家の性能にはまだまだかないません。
高性能な家に住むと光熱費と医療費が下がる
ことがわかっています。断熱や気密性能が良い
ことで冷暖房費がやすくなり、暖かい家に住むと
血流が良くなり風邪もひきにくくなるのです。
●持ち家が向いている人
①家族との暮らしを大切にしたい人
特に小さなお子様がいる時は、子どもの泣き声や
足音で近隣に気を使います。
家族で過ごす場所として、安心できる住まいを
整えたい人は持ち家向きです。
②長期的にコストを安定させたい人
賃貸は家賃が一生かかりますが、住宅ローンを
完済すれば住居費は大きく減ります。老後の家賃
負担リスクをなくせる点も大きなメリットです。
●賃貸が向いている人
①仕事の都合で転勤・引っ越しの可能性が高い人
②住みたい地域やライフスタイルが固まっていない人
【結論】賃貸より持ち家の方が勝る!!
家や土地は売らないとしても、老後単身になって
マンションの更新を断られたり、入居できないと
いうリスクはできたら心配したくないですよね。
私はいつも言ってます。何のために家を建てるのか。
【より豊かに幸せな暮らしを手に入れるため】だと
思うので、そこに当てはまらない場合は別の
選択肢があるんだと思います。自身の置かれて
いる環境や条件によって合うものを選びましょう。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【2026年みらいエコ住宅補助金】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



