ブログ
- 健康住宅・木の家[能見工務店]トップページ
- ブログ[一覧]
- ブログ[一覧]
- 2026年みらいエコ住宅補助金
2026年みらいエコ住宅補助金
2025年12月10日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱で高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
そして今日は少し特別な日でブログを書き始めて
からちょうど100回目 になります。自分でもよく
続けてこれたなと思います。読んでくれる皆さまの
おかげでここまで来られました。本当にありがとう
ございます。来年はYouTubeも再開したいと思って
いますので、今後もよろしくお願いいたします。
さて、記念すべき100回目のテーマは
【2026年みらいエコ住宅補助金】
について現時点で公開されている情報をもとに
整理しておきたいと思います。
国としては、2050年カーボンニュートラルに
向け家庭部門の省エネを強化しており、2026年も
大型補助金がしっかり組まれています。ただし、
全体を見ると新築よりリフォームの補助金が
手厚い印象です。
●【新築】みらいエコ住宅補助金
①GX志向型住宅
補助額は2025年の160万円から110万円に減額
されました。ただし要件は2025年とほぼ同じで、
・全室LED照明
・高性能エアコンの設置
・太陽光パネル+HEMS
が必須になります。参考までに、2025年に
弊社で施工したもので高性能
高性能エアコン2台+太陽光6.6kW+HEMS = 約230万円
かかりました。この補助金はすべての世帯が対象
という点が大きなメリットですね。
②長期優良住宅
この補助金は、子育て世帯or若者夫婦世帯のみが
対象になるもので2025年は80万円だったものが
2026年は75万円と費用が少し下がるようです。
ただ、この補助金はそこまでハードルの高いもの
ではないので、家を建てる方はぜひ取って
おきたいものになります。
③ZEH水準住宅
この補助金も長期優良住宅と同じく、
子育て世帯or若者夫婦世帯のみが対象になります。
補助額も40万円から減って35万になります。
ZEH水準住宅で補助金を取るより長期優良住宅で
取って太陽光パネルを載せるのがいいと思います。
●【リフォーム】
先進的窓リノベでは、内窓の設置がとてもお勧め。
一般的な戸建てで窓数が10~15台ほど。
全て内窓施工しても100万円前後で収まります。
また、経験上補助金で4割近く戻ってくる
ケースが多いです。家が古くて建替え予定のない
方は、補助金が出るうちに内窓工事することを
お勧めします。また躯体の断熱改修や省エネ改修にも
最大100万円の補助が出ます。2026年は特に
リフォーム補助金は手厚いです。
●【その他】給湯器・蓄電池の補助も継続
給湯器に17万の補助、蓄電池にも3/10の補助。
蓄電池は価格が下がってきていますので光熱費の
削減を考える方は検討の価値があります。
【結論】補助金は性能を上げたご褒美として
受け取るもの。補助金目当てで性能を上げると
逆に損をすることもあります。
性能を上げる → ついでに補助金を受け取る
という順番を意識するのが大切です。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【火災保険と地震保険】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



