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太陽光パネルは8kw以内がベスト

2026年01月14日

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こんにちは、能見工務店の能見です。

能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を

ふんだんに使い高気密高断熱で高性能な家を

建てています。よろしくお願いします。





 
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の

思惑が入って発信されています。ちなみにこの

ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている

能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け

しています。このブログも例外ではありませんが

そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。





 
電気代が一昔前に比べて本当に高くなりました。

2000年前半は1518/kWhだったのに対して

再エネ賦課金や燃料費が上がっていることが

原因で今は3035/kWh2倍にもなって

います。そのせいもあって最近は太陽光パネルを

付けられる方が増えてきたように思います。

但し、たくさん付ければいいのかというと

そんなこともありません。そこで今日は、

【太陽光パネルは8kw以内がベスト】

について書きたいと思います。





 
①たくさん載せて売る時代ではなくなった

実は売電価格は、年々下がっていて売電という

システムが出てきた2009年には48/kWh

でした。それが、2024年には16/kWhになり

202510月以降は14年目が24/kWh

510年目が8.3/kWhになりました。

売電価格が下がって元が取れないやんって

思いきや計算すると昔も今も約10年で機器代が

ペイできる感じです。昔は設備機器代も高かった

ので。現在では、大体ですが約20万円/kW

取り付けられるようになっています。

でもよく考えてください。

24円で電気を売って約33円で買う。

5年目以降は8.3円で電気を売って33円で買う。

そんな割に合わない話ですよね。恐らく電気代は

まだまだ上がると考えられます。この金額を

見ると一目瞭然で、売ることを考えるより

発電した電気は自分で使う時代なんですよね。

逆に、電気を買わずに自分で使う方がもっと

お得になるということでもあります。





 
②太陽光パネルとパワコン

太陽光パネルはパネルの発電量ともう一つ大事な

機器があります。それは、発電した電気を家庭で

使える交流に変えるパワーコンディショナーです。

パワコンとも言います。パワコンは屋内用と

屋外用があるのですが、私が外壁に付けるのが

嫌なのでいつも屋内用を選んでいます。よく質問を

受けるパワコンの電力変換効率は、どのメーカーも

95%以上でさほど差はありませんので気にしなくて

いいと思います。一番重要になるのが付ける太陽光

パネルの容量とパワコンの最大定格出力の

バランスになります。住宅用のパワコンの出力が

大きいもので5.5KWになります。最大定格出力の

1.5倍までは電力を変換できます。そのため、

太陽光パネルを10kW載せていてもパワコンの

出力が5.5KWだと最大で8.25KWまでしか電力を

交流に変換してくれなくなりますので発電している

電気が無駄になります。なので、もし8KW以上の

太陽光パネルを載せる場合は、4KW出力や

5.5KWのパワコンを2台取り付けて発電ロスが

ないように考える必要があります。





 
③意外とかかるメンテナンス費用

前段で述べたように、発電量を追いかけて

パワコンを2台取り付けた場合、確かに発電量は

大きくなりますが、電気を使いきれない可能性が

出てきます。昼間在宅している時間の長い方は

いいのですが、通常は夜の方が電力を多く使うと

思いますので。売電価格が下がった今、

買う電気量とのバランスを考えて太陽光パネルの

量を決める必要があると思います。また、何より

パワコンの寿命が給湯器と同じで1015年と

いうことも考えておく必要があります。

10年おきにパワコンの交換費用が30万円、

2台の場合は60万円かかるということも

考えておく必要がありますね。





  
【結論】

太陽光は、家の性能・暮らし方・パワコン容量の

3つが噛み合ったときに、はじめてメリットが出る!!

太陽光パネルは「たくさん載せれば得」という

時代ではなく、どれだけ自家消費できるかが重要な

ポイントになっています。売電価格が下がった今、

・昼間にどれだけ電気を使う暮らしなのか

・将来、電気代がさらに上がった場合どう備えるか

・パワコンの交換費用まで含めて考えられているか

こうした視点で計画しないとダメなのです!!





 
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに

アドバイスをもらいながら進めて

納得した家づくりを実現して下さい。

この情報が皆様の役に立てば幸いです。



 
次回は

【家を建てる前の埋文調査】

について書きたいと思います。



 
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう

ございました。YouTubeでも様々な情報を

配信していますのでそちらもご覧ください。



  
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
    能見太郎

能見工務店自己紹介!

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