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変動と固定金利の合理的な選び方
2026年03月18日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
今日は、
【変動と固定金利の合理的な選び方】
について書きたいと思います。
金利上昇局面にある中で、
「変動と固定どちらがいいの?」というご相談は
非常に多くなっています。営業の方によって言う
ことも違うため、余計に迷われる方も多いのでは
ないでしょうか。そこで今回は、少し踏み込んで
“合理的な考え方”を整理してみたいと思います。
その前に、最初にお伝えしたいのは変動か固定
かに「絶対の正解」はないということです。
大切なのは、自分が納得できる選択かどうかです。
その上で、判断の軸として大切なのが
・金利上昇リスクを許容できるか
・家計に余裕があるか
・心理的に安心できるか
この3点になります。
●正解はないが変動金利が有利と言われる理由
一般的に「変動金利が有利」と
言われる理由は大きく2つあります。
① 住宅ローンは最初の10年が重要
② 固定が有利になるには大きな利上げが必要

住宅ローンは通常「元利均等返済」で返済します。
これは元本が多く残っている返済初期ほど
金利返済の割合を高めることで、毎月の返済額を
一定にし、返済しやすくするというものです。
裏を返すと、残高が多く残っている返済の初期
ほどより多くの利息を支払うことになり、
返済期間が35年の場合、金利総額の半分近い
金額を最初の約10年で支払うことになります。
例えば、3,500万円・35年・金利0.5%の場合、
【毎月返済額】90,856円
【初期の利息】14,584円
【10年後の利息】10,708円
【最終回の利息】38円
【総利息】約316万円
【最初の10年で払う利息】:約152万円(約48%)
と、ほぼ半分を最初の10年で支払うことに
なります。だからこそ、「最初の10年を低金利で
通過する」という考え方はとても合理的なんです。
●固定金利が有利になる条件
2026年3月時点では、変動と固定の金利差は
約1.4%程度あります。この差を埋めるためには、
変動金利が大きく上昇し続ける必要があります。
仮に政策金利が0.25%ずつ上がるとすると、
単純計算で5回以上の利上げが必要になります。
つまり、
・緩やかな利上げ → 変動が有利
・想定以上の利上げ → 固定が有利
という構図になります。
今後の日銀の方向性を要チェックですね。
最後に、変動と固定でどのように返済額が
変わるのかを見てみましょう。今後に金利が
上がらないとした場合、
変動と固定の金利差(年1.41%)。
毎月返済額で約2.5万円、総返済額で約1,000万円
の差になります(借入額3,500万円、35年返済)。
この総返済額の差が、今後の金利上昇リスク回避の
保険料としてみれるのであれば固定金利。また、
「1,000万円以上多く払うのはどうなのか」と
感じる方は変動金利を選ぶ方がいいと思います。
私だったら変動かな。変動金利を借りて返済に
余裕が出る分は、貯金ないしは投資を
活用してもいいのかも。
【結論】合理性と安心どちらを取るかがカギ!!
変動か固定かは、
・合理性を取るのか
・安心を取るのか
です。そしてもう一つ大切なのが、変動金利を
選ぶ場合は「借りすぎない+資産運用」この2つを
セットで考えることです。固定金利に比べて返済に
余裕が出る分を、そのまま使ってしまうのではなく
・NISA
・iDeCo
・iDeCo
などで資産形成に回すことで、将来のリスクに
備えるという考え方もあります。
自身で納得いく選択をしてくださいね。
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【住宅ローンを選ぶポイント】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
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