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頭金を入れる場合と入れない場合の比較

2026年04月08日

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こんにちは、能見工務店の能見です。


能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を


ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を


建てています。よろしくお願いします。






 

情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の


思惑が入って発信されています。ちなみにこの


ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている


能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け


しています。このブログも例外ではありませんが


そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。






 

今日は、


【頭金を入れる場合と入れない場合の比較】


について書きたいと思います。






 

住宅ローンを考えるときに、


「頭金は入れた方がいいですか?」


という質問は非常に多いです。結論から言うと


無理に頭金を入れる必要はないと思います。


もちろん、場合によっては入れた方がいい時も


ありますが、今の住宅ローンの環境を考えると


必ずしも頭金=正解ではありません。


では、なぜそう言えるのかを説明していきます。






 

頭金を入れるメリット


まずは、頭金を入れるメリットは

・借入額が減る

・利息の支払いが減る

・心理的に安心


の大きく3つになります。これはシンプルで


借りる金額が減るので総返済額も減ります。


例えば、4,000万円借りるのと、500万円頭金を


入れて3,500万円借りるのでは当然ですが


支払う利息は少なくなります。また借金が少ない


という安心感は精神的にも大きいと思います。






 

頭金を入れるデメリット


一方で、見落とされがちなデメリットとしては


・手元の現金が減る

・いざという時に対応できない

・機会損失になる可能性がある


といった手元の現金がなくなることへの不安要素が


大きくなります。住宅ローンは


・低金利

・長期間

・団信付き


という非常に条件の良い借入です。そのため


手元の資金を減らしてまで借入を減らすメリット


が本当にあるかはしっかり考える必要があります。


例えば、手元に500万円残しておけば、


急な出費、教育費などに対応できますし、


車の買い替え時にローンを組まずに現金で買う


こともできます。車のローンの金利は意外に高く


ばかになりません。逆に、頭金として入れて


しまうとそのお金は簡単には戻ってきません。






 

数字で見る違い


では実際にどれくらい差が出るのか。例えば


・借入:4,000万円

・金利:0.6

・期間:35


この条件で考えると500万円頭金を入れた場合と


比べて総返済額の差はおおよそ100万円前後です。


100万円も違う」と思うか「35年間でそれだけ」


と思うかここが判断の分かれどころです。


月々で見ると数千円程度の差になるケースが多く


その差と引き換えに手元資金を減らすのか


どうかという話になります。






 

今の時代の考え方


昔は金利が高かったため「頭金を入れる=正解」


でした。ですが今は低金利時代です。だからこそ


・手元資金を残す

・柔軟に対応できる状態を作る


という考え方の方が重要になっています。


さらに、手元に資金があれば


・繰上返済

・投資

・別の選択肢


など、後から調整することもできます。






 

●頭金を貯めるというリスク


たまにあるのが、


「頭金をしっかり貯めてから家を建てたい」と


いうケースです。一見すると堅実な考え方に


思えますが、実はここには注意すべきポイントが


あります。というのも、昨今のように物価や金利


が上昇している状況では、頭金を貯めている間に


・建築費が上がる

・土地価格が上がる

・住宅ローンの金利が上がる


といったことが起こります。つまり、


準備している間に「家の価格」と「借入条件」の


両方が悪くなってしまう可能性があるということ


です。さらに見落としがちなのが、その期間に


支払っている家賃です。頭金を貯めている間も


家賃は発生し続けます。この家賃も広い意味では


「家にかかっているコスト」と考えるべきです。


こうした点を踏まえると、頭金を貯めてから家を


建てる方が、結果的に総費用が大きくなって


しまうケースも十分に考えられます。






 

【結論】頭金は無理に入れる必要はない!!


それよりも手元資金を残してライフプランに


余裕を持たせる方が結果的に安心につながる


ケースが多いです。ただし、借入が多すぎる場合や


心理的に不安が強い場合は頭金を入れるという


選択もアリです。大切なのは


「頭金を入れるかどうか」ではなく


自分たちに合ったバランスを考えることです。






 

しっかり家を建てて貰う建築会社さんに


アドバイスをもらいながら進めて


納得した家づくりを実現して下さい。


この情報が皆様の役に立てば幸いです。





 

次回は


【住宅ローン控除の基本と注意点】


について書きたいと思います。




 

長い文章を最後まで読んで頂きありがとう


ございました。YouTubeでも様々な情報を


配信していますのでそちらもご覧ください。



  

木組みで建てる極み断熱の家

株式会社能見工務店

    能見太郎

能見工務店自己紹介!

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