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住宅ローン控除の基本と注意点

2026年04月15日

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こんにちは、能見工務店の能見です。

能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を

ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を

建てています。よろしくお願いします。





 
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の

思惑が入って発信されています。ちなみにこの

ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている

能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け

しています。このブログも例外ではありませんが

そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。





 
今日は、

【住宅ローン控除の基本と注意点】

について書きたいと思います。





 
住宅を検討している人であれば

一度は聞いたことがある「住宅ローン控除」。

お得な制度というイメージはあるんですが、

少し分かりにくい制度ということもあり

実際どれくらい得なの?自分は対象なの?

という質問を頂くことがよくあります。





 
まず基本的な仕組みですが住宅ローン控除とは、

年末時点の住宅ローン残高の一定割合が、

所得税や住民税から控除される制度です。現在の

制度では、条件を満たす住宅であれば原則として

0.7%が控除されるというもの。

例えば、

年末のローン残高が3,000万円であれば、その

0.7%である約21万円が、その年の税金から

差し引かれるイメージです。最長13年の間に

金利を負担してる分が戻ってくる感じですね。

これが毎年続くので、トータルで見ると数百万円

単位でお得になって来るのですが注意が必要です。

実はこの控除は

「払っている税金以上には戻ってこない」んです。
 
例えば、

年間の所得税や住民税の合計が

15万円しかない場合、控除額が21万円あっても

実際に戻ってくるのは15万円まで。なので、

「控除額=必ず得する金額」ではないのです。





 
次に、対象となる条件としては

・住宅ローンの返済期間が10年以上あること
・自分が住むための住宅であること
・床面積が一定以上であること(50㎡以上)
・合計所得金額が一定以下であること(2000万円以下)

などになります。また、住宅の性能によって控除の

対象となる借入限度額(最大控除額)も変わって

くるんです。





 
2026年以降の対象となる借入限度額と条件は

・長期優良住宅・低炭素住宅
 借入限度額:4,500万円
 (子育て世帯等は5,000万円)
 最大控除額:約409万円
 (子育て世帯等:約455万円)
ZEH水準省エネ住宅
 借入限度額:3,500万円
 (子育て世帯等は4,500万円)
 最大控除額:約318万円
 (子育て世帯等:約409万円)
・省エネ基準適合住宅
 借入限度額:2,000万円
 (子育て世帯等は3,000万円)
 最大控除額:約182万円
 (子育て世帯等:約273万円)
※控除率0.7%、期間13年で計算

このように、住宅の性能や世帯条件によって最大で

200万円以上の差が出るケースもあります。つまり

単純に「家の価格」だけでなく

「どんな性能の家を建てるか」で将来的な

メリットも大きく変わってくるということです。





 
よくある勘違いとしては

・ローンを組めば誰でも使えると思っている
・借入額が多いほど得だと思っている

というものがありますが、実際には条件や税額に

よって変わるので単純に「借りた方が得」という

話ではありません。また、注意点としてもう一つ。

住宅ローン控除を受けるためには、初年度に

確定申告が必要になります。会社員の方でも最初の

1年だけは自分で手続きをする必要があるので

忘れないように注意しましょう。





 
これからの国の方向性は、新築住宅に様々な

優遇制度を設けていたものはなくしていく方向で

中古物件への補助金や税優遇に力を入れるような

話を最近は聞くようになってきました。

なので今後は、新築住宅には適応されない時代が

来るのかもしれませんね。





 
【結論】

住宅ローン控除はうまく使えば大きなメリットが

ある制度なんですが、

・税額によって控除額が変わる
・住宅の性能によって条件が変わる

という点を理解しておくことが重要!!

なんとなくで判断するのではなく、自分たちの

収入や計画に合わせてしっかり確認しましょう。





 
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに

アドバイスをもらいながら進めて

納得した家づくりを実現して下さい。

この情報が皆様の役に立てば幸いです。

次回は

【住宅ローンでやってはいけない考え方】

について書きたいと思います。

長い文章を最後まで読んで頂きありがとう

ございました。YouTubeでも様々な情報を

配信していますのでそちらもご覧ください。





 
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
    能見太郎

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