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補助金が受けにくい時期の建築
2026年08月12日
こんにちは、能見工務店の能見です。
能見工務店は京都の長岡京市で木と自然素材を
ふんだんに使い高気密高断熱の高性能な家を
建てています。よろしくお願いします。
情報が溢れる中、発信されている情報は配信者の
思惑が入って発信されています。ちなみにこの
ブログは自然素材と高性能住宅を大切にしている
能見の視点で、家づくりに役立つ情報をお届け
しています。このブログも例外ではありませんが
そういう見方もあるんだな、と参考にして下さい。
今日は、
【補助金が受けにくい時期の建築】
について書きたいと思います。
誰もが家を建てるなら、使える補助金は使いたい
ですよね。住宅の補助金は数十万円から100万円を
超えるものもあります。せっかくなら利用したいと
思うのは当然だと思います。でも実は、
家を建てる時期によっては補助金が受けられない場合
があるんです。特に、この8月以降から年度末に
かけて着工される方で、補助金をあてにしている
方は注意が必要です。ただ、ここで一つ考えて
ほしいことがあります。それは、
「補助金がもらえるまで待つことが、本当に得なのか?」
ということです。補助金は、申請すれば必ず
もらえるものではありません。そこで今回は、
補助金が受けにくい時期に家を建てる場合、
何に注意すればいいのか書いてみたいと思います。
●補助金の申請時期
住宅の補助金は、家を建てれば自動的にもらえる
わけではありません。基本的には、
申請 → 交付決定 → 工事 → 完成 → 実績報告
というような流れで手続きをする必要があります。
そして、この申請や報告には期限があります。
特に注意したいのが年度末です。補助金の制度に
よって違いはありますが、2月や3月頃までに
実績報告を終えなければ対象外になってしまうもの
もあります。
例えば、今年2026年の補助額の大きい
「みらいエコ住宅事業」を例にしてみます。
この制度では、2025年11月28日以降に基礎工事に
着手した物件が対象となっています。
逆に言えば、2025年11月1日に着工していたら
対象外になってしまうということです。
ただ、弊社の場合、着工してからお引渡しまで
約半年かかります。そのため、11月に着工すると
引渡しは翌年の4月頃になります。そうなると、
その年度の補助金を利用できない可能性が出てくるんです。
もちろん、翌年度も同じような補助金が継続すれば
問題ありません。でも、補助金は毎年内容が変わります。
「今年も同じ制度があるだろう」と思っていたら、
制度自体がなくなっていたり、条件が変わって
いたりすることもあります。京都ではその他にも
ZEH補助金など、今年は40万円の補助が受けら
れる制度もあります。こちらも年度をまたぐことで
対象外になる場合があります。つまり、
「補助金がある=誰でも必ずもらえる」
ではないということなんです。
●補助金を待つ方がいいのか?!
では、補助金を受けるために家を建てる時期を
ずらした方がいいのでしょうか?私は、必ずしも
そうとは限らないと思っています。
国や都道府県、市町村の補助金は次年度の予算が
決まり、制度の詳細が発表されるのが5~6月頃に
なります。弊社の場合、着工からお引渡しまで
約半年かかるため、補助金を利用することだけを
考えれば、2~3月頃に着工するのが一つの
タイミングになります。でも、
「来年になれば、もっと良い補助金が
出るかもしれない」と思って、家づくりを
半年、1年と先延ばしにしたとします。
その間に、
・建築費が上がる
・土地価格が上がる
・住宅ローン金利が上がる
・材料費が上がる
ということが起こる可能性があります。
そもそも補助金で100万円もらって、家そのものが
100万円以上高くなってしまったら意味が
ありません。なので私は、補助金だけを見て家を
建てる時期を決めるのはおすすめしません。
さらに、住宅ローンを利用する場合は、金利が
上がるだけでも総支払額が大きく変わります。
だから「100万円の補助金がもらえるから得」
とは限らないんです。補助金だけを見るのでなく
家を建てるために最終的にいくらお金がかかるのか
を見る必要があります。また、土地をすでに購入
している方は更地で年をまたぐと固定資産税が
高くなるので要注意です。
●補助金より家そのものを優先
補助金制度は、高性能な住宅を普及させるために
国や自治体がお金を出しているものです。なので
補助金は貰えるのであれば貰ったらいいと思って
います。でも、「補助金をもらえる家」よりも
「補助金がなくても建てたいと思える家」を選んで
ほしいと思っています。補助金があるから性能を
上げるのではなく、長く快適に暮らすために
必要な性能を確保したうえで、使える補助金が
あれば利用する。この順番が大切だと思います
補助金はあくまで「おまけ」くらいに考えて
おいた方が、家づくりそのものを冷静に判断
できると思います。
【結論】時期によって補助金が受けられないので、
補助金をあてにした予算組はやめましょう。
「補助金があるから建てる」とか
「補助金がないから建てない」のではなく、
補助金が出ればラッキーくらいに思って
建てましょうね!!
しっかり家を建てて貰う建築会社さんに
アドバイスをもらいながら進めて
納得した家づくりを実現して下さい。
この情報が皆様の役に立てば幸いです。
次回は
【住宅ローンは何歳までに組むのがいい?】
について書きたいと思います。
長い文章を最後まで読んで頂きありがとう
ございました。YouTubeでも様々な情報を
配信していますのでそちらもご覧ください。
木組みで建てる極み断熱の家
株式会社能見工務店
能見太郎
能見工務店の自己紹介!
私たちの家づくりを支える「人」と「想い」をご紹介します。



